鳴門市民劇場
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2013年から2019年の記録

最新のみんなの広場

広島平和祈念バスツアー

 2019年6月16日(日)、例年なら梅雨の真っただ中、今年は関東以北が先に梅雨入りし中四国は取り残された状態、前日は豪雨に見舞われついに梅雨入りかと覚悟しましたが、幸い当日の朝は雨も上がり絶好のツアー日和になりました。7月例会「夏の雲は忘れない」は原爆を題材にした朗読劇です。戦後70年以上経ち、薄れつつある戦争の記憶、原爆の悲惨さを再確認し、平和公園に千羽鶴を捧げることが今回のツアーの目的です。

 42名を乗せたバスは7時に出発し、広島へ向かいました。その間、梅津さんから残留農薬ついての話がありました。マスコミは農薬の危険性を過剰に報道しており、国民の多くは農薬を使用した野菜は危険だと思っていますが、市販されている野菜は全く心配することがないとよくわかりました。長崎さんからは、7月例会の作品紹介、そして事務局員の岡田さんの指導で、平和公園で歌う「原爆許すまじ」を何回も練習しました。童心にかえり童謡を歌ったり、輪唱を楽しんだりしながら4時間半、あっという間の往路でした。

しおり バス 食事

 広島に着いたら、ちょっと早めの美味しい昼食を食べ、平和記念資料館へ。会館前で記念撮影した後に入館。入館するや否や激しいにわか雨が降り出し、少し遅れたら写真撮影中にびしょ濡れになっていたと胸をなでおろしました。平和記念資料館は今年4月にリニューアルオープンしたばかり、3グループに分かれボランティアガイドさんの話に耳を傾けます。原爆投下の瞬間の上空からのハイテク映像で、焦土と化す前後の広島の街並みを見ることができました。なぜこんなことができるのかというとアメリカの報道カメラマンが撮った数限りない写真をつなぎ合わせて再現できたとのことです。他には人影が残った銀行のコンクリートの壁、やけどを負った人々の写真、後世に語り継ぐために当時を思い出し描いた子供たちの絵等々、目を背けたくなるようなものもありましたが、全てが貴重な資料です。

集合写真
展示 展示 展示

 次に、平和公園の原爆の子の像の前に集まり、黙祷の後、バスの中で練習した「原爆許すまじ」を合唱し、千羽鶴を捧げました。その後はいったん解散し、平和公園を自由に散策しましたが、やはりまず向かうのは原爆ドームです。鉄骨がむき出しになり、コンクリートは瓦礫と化し、それでも70年以上風雨にさらされながらも崩壊せずに原爆直後の原型を保っているのは、保存のために見えないところで様々な工夫がされているとのことでした。世界遺産のひとつですが、数少ない負の遺産。戦争の悲惨さを伝えるために世界中の人に見てもらいたい遺産です。その姿は物悲しく、それでもとても美しく感じました。

集合写真 原爆ドーム

 次に訪れたのは縮景園ここが最後の訪問地です。400年前広島城の家老上田崇箇によって造られ、良い景色を縮小して盛り込んだという名前の由来通りの美しい庭園でした。この庭園も原爆によって壊滅的な被害を受けました。残ったのは樹齢200年の大銀杏とシンボルにもなっている誇虹橋。多くの人の手を借りて復元され、40年近くかかって、ようやく今の姿になりました。ここでは四季折々の美しい花を見ることができ、色とりどりの紫陽花が我々を迎えてくれました。

鯉 あじさい

 ここを出ると鳴門へ一直線、途中クイズをしたり、ビンゴゲームを楽しみながら予定通りの7時半に帰ってきました。

 今回のツアーで改めて戦争の悲惨さを見て、肌で感じ、胸に深く刻まれました。それでも終始和気あいあいとした雰囲気で、殆どの人からとても意義のある楽しいツアーでしたとの感想をいただきました。

(文責 MI)  

前進座初春特別公演

山田洋次監修・脚本「裏長屋騒動記」観劇ツアー

今年で7回目、鳴門市民劇場新春恒例となった、京都での前進座初春特別公演観劇ツアー。

今回は、山田洋次監督と前進座ががっぷり四つに組んで制作した「裏長屋騒動記」です。

2019年1月6日(日)参加者41名を乗せたバスは定刻7時に鳴門うずしお会館前を出発。

道中の司会は、アルカディアサークルの天野さん。朝の挨拶をやまびこサークルの長崎さんがしてくれました。大毛海岸にさしかかったところで、このツアーを祝福するように日の出が。

バス 日の出 京都劇場

淡路島を走る間に参加者の自己紹介が終了。本州に入り、チャップリンサークルの藤田さんが今日の芝居について解説、たかしまサークルの篠崎さんが今回初めての観劇となる京都劇場と京都駅周辺について解説。

参加者の心がけのよさか、渋滞にもあわず、早めに京都駅に到着。バスでの参加者全員で、まずは会場である京都劇場まで歩く。まだ劇場は開館しておらず、京都駅構内のちょっとした観光時間が取れる。この間に、天空広場や空中経路を訪れた方も。

京都駅 京都駅 京都駅

10時30分に劇場前に集合、京都での合流組3名も入れて、弁当とお茶を受け取って11時の開演を待つ。この時、お手伝いしてくださったのが、9月例会「柳橋物語」でおもん役を演じた浜名実貴さん。実は、あの時は楽屋インタビューも受けていただいた。

2018年9月例会 浜名実貴さんインタビュー

劇場に入場、はじめての京都劇場なので、劇場内を見学する人も。

客席 客席 弁当

「裏長屋騒動記」・・・

落語「らくだ」と「井戸の茶碗」をモチーフに、それぞれのストーリーを正直者の紙屑屋が繋ぐお話。最後には、長屋の鼻つまみ者:らくだの馬がてっぽう(フグ)に当たり、先祖代々大切にしてきた仏像を手放す羽目になった貧乏所帯の浪人も仕官の道が開け、掃き溜めに鶴と呼ばれたその娘も、縁あって武家の跡取りと祝儀をあげることに。やはり、ハッピーエンドで新春は始めたいとの山田監督と前進座との思惑に、ほっこり。

14時15分に芝居が終わり、役者さんとの記念撮影。劇中の終幕で、祝言をあげた若い役者:忠村臣弥さんと今井鞠子さんです。写真撮影は、浜名実貴さん。

集合写真

今回は、京都駅でのバス出発時間が16時と押していたので、駅構内の散策がメインだったようです。しかし、西本願寺まで足を伸ばした方もおられました。

西本願寺 西本願寺 京都タワー

バスは定時に出発。バスの中ではチャップリンサークルの藤田さんがこのツアーにちなんだクイズを出題。○×で盛り上がりました。

帰りのルートは、混雑を回避して宝塚SAを通るコースで。ここは最新の道の駅施設、先駆的なトイレ施設・機能に驚いたり、楽しんだり。

そして、1月例会「ら・ら・ら」をクリアで迎えるべく、三嶺サークルの井上さんから作品紹介。

終わりの挨拶は、あずみ野サークルの井上さん。

こうして1日楽しく過ごし、18時45分、全員無事に鳴門に帰りました。

(文責:DAI)
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鳴門市民劇場20周年記念ポスター展(鳴門市文化会館)

 11月例会会場ロビーに、独立以来20年間に観た例会作品123作品のポスターを展示しました。20周年記念の例会場を、いかに印象付けようかと幹事会で考え、ロープに通す紐をガムテープで張り付ける下準備に数日かけたうえで、11月2日の9時から、有志6人が手際よくロープを張り、年代順に展示していきました。1998年7月例会青年劇場の『愛が聞こえます』から今年11月例会NLT『毒薬と老嬢』まで、ロビーの両側にポスターがズラリと並ぶ光景は、実に壮観でした。

 「この作品、観た、観た」と懐かしそうに話しながら見ている会員歴の長い人。「こんな有名な作品も例会になっていたんやなあ。観たかったなあ」と残念そうに話す、最近入会したらしい人。「この時の〇〇さん(役者名)、若い!」、「あの頃、私はな……」、「また、この作品再演せんかなあ」など、1枚1枚のポスターから思い出やその時代の様子がよみがえり、話に花が咲いていました。さて、あなたはどのポスターが印象に残っていますか?

(文責:SH)

「肝っ玉おっ母と子供たち」鑑賞バスツアー(能登演劇堂)

鳴門市民劇場有志主催の能登演劇堂無名塾公演「肝っ玉おっ母と子供たち」鑑賞ツアーが11月11日土曜日から12日日曜日に開催された。能登が遠いため日帰りツアーが無理なので、会員全員に参加を呼びかけず、幹事を中心として一部の会員の参加で開催した。鳴門市民劇場の能登演劇堂へのツアーは2004年「いのちぼうにふろう物語」、2009年「マクベス」に続く3度目である。

ツアー参加者総勢28名を乗せた金比羅タクシーの小型観光バスが鳴門を定刻の7時に出発。天候が心配されたがまずまずの空模様である。バスの中では天野さんの進行、篠崎さんの名調子による能登演劇堂の紹介や、参加者の自己紹介で観劇気分が盛り上がった。で昼食は徳光パーキングエリアに隣接するはくさん街道市場の予定だったが、行楽シーズンのため京都あたりで渋滞となり、演劇堂の開演時間が決まっているので、それぞれパーキングエリアの軽食やコンビニでの弁当で昼食をとり予定通り、能登演劇堂に到着。

15:00「肝っ玉おっ母と子供たち」が開演。初めての参加者は舞台奥の扉が開き屋外から出演者が登場することや、本当の火が使われていることに感動。二度目以上の人も冒頭から屋外を使う演出などに感動する。芝居は仲代達矢や子供役の人たちの熱演に惹き込まれ、3時間もの公演も2幕目は短く感じられ、最後は号泣する人などもいて、とてもいい芝居だった。終演後、市民劇場の特権で舞台上に上げてもらい、役者たちと記念撮影ができこれも感激。その後、宿泊先の和倉温泉大観荘へ移動、19時から食事と懇親会。藤田さんの司会で「肝っ玉おっ母と子供たち」の感想などを全員で発表し、観劇後の感動を共有する。

翌日は朝湯を楽しむ人、近所を散策する人などもいて朝食後8時に旅館を出発。高山市内観光を行う。行楽シーズンと有名な飛騨高山のため大変な人出である。思い思いに食事をすませ、滋賀県の紅葉で有名な永源寺へ。帰りのバスの中では市民劇場ツアーで恒例となった藤田さんのツアーにちなんだクイズで盛り上がり、道中は混んでたが、退屈せずに、予定通り16時前の到着となった。こちら永源寺も大変な人出である。見事な紅葉を楽しみ、京都インターの渋滞に巻き込まれつつ予定より1時間30分ほど遅れて鳴門に着いた。道中が長く少々疲れたが、楽しい二日間だった。市民劇場に入会するとこんな楽しい経験もできるのですね、ツアーの計画をしてくれた幹事さん、道中お世話してくれた幹事さんたちに感謝です。皆様、お疲れ様でした。

もっとたくさんの写真を見たい方はnaのページまで。
(文責:na)

観劇ツアーに行ってきました!(京都・先斗町歌舞練場)

前進座新春特別公演『雪月花源氏旗挙―牛若丸―』と『人情噺 文七元結』

  これまで鳴門市民劇場では、京都南座への初春観劇ツアーを5回実施してきましたが、今年は南座が耐震工事中のため、初めて先斗町歌舞練場へ行ってきました。先斗町歌舞練場は、毎年「鴨川をどり」で賑わう、舞子さんたちの歌や踊りの舞台ということは知っていましたが、ここでお芝居を観ることができるというだけで浮き浮き。折からの寒波にも負けず、40名(現地で3名観劇参加するため総勢は43名)元気に出発。「あずみ野」と「三嶺」サークルの井上さん夫妻の進行の下、長崎代表幹事の挨拶、全員の個性的な自己紹介も済み、和気藹々とバスは一路京都へ。「たかしま」サークルの篠崎さんが作成した案内パンフレットの解説(添乗員さん顔負け?)で期待が大きく膨らみます。でも、鳴門を出発した時には降ってなかった雪が、京都では本降りになり、道路にも5pほどの積雪!  

雪の三条大橋 先斗町歌舞練場 豪華弁当
雪の三条大橋 先斗町歌舞練場 豪華弁当

  三条大橋近くで下車し、滑らないように気を付けながら歩いて、いよいよ先斗町歌舞練場に到着。1927年(昭和2年)建設のその伝統ある建物は、期待通りで、重厚感いっぱい。拍子木の音が快く響き、定式幕が開く!『雪月花源氏旗挙―牛若丸―』は、「伏見の里 雪の場」「五条橋 月の場」「鞍馬山 花の場」の三つの場からなり、有名な義経と弁慶の出会いなどが演じられ、歌舞伎の醍醐味を楽しみました。幕間で美味しい豪華弁当を味わった後は、『人情噺 文七元結』。三遊亭圓朝原作の落語がもとになったお芝居。いじらしい娘心に泣き、随所で大笑い、江戸っ子らしい登場人物たちの心情に寒さも吹き飛んでほっこり。餅投げの祝い餅をキャッチした人も。観劇後には劇団前進座の役者・忠村臣弥さん(文七役)と有田佳代さん(お久役)と一緒に記念写真をパチリ。「こいつぁ 春から縁起がいいわいなあ」と皆さん大満足でした。 

先斗町歌舞練場集合写真
先斗町歌舞練場で集合写真

  その後は、それぞれ自由に先斗町界隈を散策。断続的に降る雪の京都も乙なもの。後で聞くと、高瀬川沿いの「日本映画発祥の地」の旧立誠小学校跡の建物内で美味しいコーヒーを味わった人や手作り数珠の店を覗いた人など、各自さまざまに新春の京都の町を楽しんだようです。帰りの車中では、「チャップリン」サークルの藤田担当の、今回のツアーに関連するゲームやクイズがありました。景品も出たり、ちょっぴり豆知識も得たりして、賑やかな時間を過ごしました。「なかもず」サークルの姜さんが1月例会の紹介とクリアへの熱い思いを語りました。その後、各自一言感想を述べ、井上さんがまとめの挨拶をしました。雪も止んで、運転手さんの安全運転のお陰で、予定より早く18時30分に全員無事帰着。楽しく充実した一日を過ごしました。

先斗町歌舞練場 日本映画発祥の地 八坂神社
先斗町歌舞練場 日本映画発祥の地 八坂神社

  観劇ツアーだけでなく、これまで例会に関連するバスツアーをたくさん実施してきました。こんな楽しい行事があるのも、鳴門市民劇場ならでは。まだ参加したことのない会員さんも、次回はぜひご一緒に行きませんか?

(文責:SH)

しまなみ海道ツアー

〜「ブンナよ、木からおりてこい」にちなんで大山祗神社の大クスを見に行く〜

2016年5月15日(日)7:00快晴、今日は「しまなみ海道ツアー」の日です。しまなみ海道(西瀬戸自動車道)は2006年月の全通後ちょうど10年ですが、私が渡るのは今回が初めてです。でも今日は私の為ではなく、鳴門市民劇場7月例会「ブンナよ、木からおりてこい」にちなんで大山祗神社(大三島)の大クスの木を見るのが目的です。

44名を載せたバスは定刻7時に出発しました。

徳島バス 今治城
お世話になったバス 今治城

最初の停車は吉野川SA、そしてほぼ定刻に最初の目的地今治城につきました。城内の銅像の前にボランティアガイドさんがいて、話を聞いているうちに、いまばり市民劇場の会員さんということがわかりました。

来島海峡大橋
来島海峡大橋

いよいよしまなみ海道です。しまなみ海道は6つの島を10本の橋で繋いでいる、尾道・今治の動脈です。まず来島海峡が一望できる来島SAから、来島大橋(3本)を見ました。そして、来島海峡大橋を渡り「大島」へ。ここは皆さんご存知の方が多いと思いますが、有名な村上水軍の根拠地であったのです。でもそれは1300年ころから1600年くらいまでだそうです。今は「よしうみバラ園」が有名で、バスから降りると一面のバラ園でした。また、横のほうにはハウスがあり、たくさんのバラを売っていました。このバラ園には400種3,500株のバラがあるそうです。

よしうみバラ公園
よしうみバラ公園

次は大三島です。まずは「大山祇神社」の100mほど手前で、待望の昼食です。たくさんの料理が出てきましたが、焼き物に近い感じで仕上がった煮魚が気に入りました。いよいよ本命です。食堂から4−5分で神社の樹齢2600年の大クス(乎知命おちのみこと御手植の楠)の下まで行き、記念撮影をしました。この神社は、全国の山祗神社、三島神社の総本社、海と山の神として祀られ、武士等が武運の守護神としていました。多くの文化財(国宝8点、重要文化財469点)とともに、境内のたくさんのクスの木は「大山祗神社のクスノキ群」として国の天然記念物に指定されています。その後は個別行動になりましたが、かなりの人が約400m離れた奥の院に行きました。私はその入り口にある生樹の御門(いききのごもん)が気になりました。

昼食 生樹の御門
昼食 生樹の御門

大山祇神社大クス
大山祇神社大クス

いよいよ最終地は広島県「生口島」の「耕三寺」です。バスを降りた横に土産物店があり、「はるか」という柑橘類を売っていましたが、初めて経験するおいしい味でした。耕三寺は正面に立つと、半世紀前に行った日光東照宮が思い出されました。もと実業家の耕三寺耕三氏が母の菩提寺として建立したお寺で、堂塔はいろいろな国宝建造物を手本として建てられ、日光東照宮陽明門を模した孝養門、平等院鳳凰堂を模した本堂をはじめとする伽藍を30年かけて完成させた寺院。堂塔の内15棟は国登録有形文化財に登録されており、「西の日光」とも称されています。仏閣もさることながら、上下左右に廻る地下道に五百羅漢像が安置された「羅漢堂」や瀬戸田の町と瀬戸内海を見渡せる小高い丘の上にイタリア産大理石を用いて作られた環境芸術「未来心の丘」が印象に残りました。

耕三寺 孝養門 耕三寺 未来心の丘
耕三寺 孝養門 耕三寺 未来心の丘

ここを出ると、途中クイズをしたり、ひたすら鳴門に向けて走り、ほぼ予定の18:30出発点に着きました。暑すぎない、ほど良い天気に恵まれ、担当幹事や運転手さんのおかげで楽しい・意義のあるツアーを満喫し、無事帰宅できました。皆さん、ありがとうございました。

(文責:SM)

笑福亭学光さん落語会

笑福亭学光

8月29日のサークル代表者会は「笑福亭学光さん落語会」を開催し、約220名の会員さんや会員さんに誘われた方で会場がいっぱいになりました。(Web版追記:来場者数計222名、内会員135名、会員外87名)

9月例会は「芝浜の革財布」。落語が基になったお芝居のため、落語を皆さんで楽しもうと学光さんにお越しいただきました。学光さんは徳島県出身、銀行員から落語家になられた経歴の持ち主。現在は「お笑い福祉士」を創設し、各地で普及活動をされています。

メインの演目は上方落語の「一文笛」でしたが、まずはある意味おたのしみな「枕」。ここで、当日の会場のハプニング(冷房を入れているつもりが、なんと暖房だった!)をいきなりネタにされたり(アドリブなのでしょうね。すごいです)、お笑い福祉士活動の一環として、介護施設や学校で公演されたときの経験談を面白くお話していただいて、会場はすでにそこで笑いの渦。観客のハートをしっかりつかまれました。そして。おもむろに羽織を脱がれるといよいよ本題です。

「一文笛」。これは桂 米朝さんの創作落語だそうです。「はなしにはオチがありますからね」と前もって説明いただいていたので、どんなことだろうと思いながら聞き入りました。お話の主人公は「スリ」。前半は職人芸たるスリのしごとにたっぷり笑わせてもらいます。そして後半は…。「いいこと」をしたと思」ったスリさんの行動が思わぬことを招いてしまって、善悪って何だろうと少ししんみり考えさせられる展開に。でも最後は予告どおりに笑えるオチがありました。笑って笑って、そして芸には改めて感心して、あっという間のいう間の一時間でした。

笑うっていいですね。笑えば免疫力があり、ボケ防止になるとか。笑えない時でも口角を上げているだけでも効果はあるそうですよ。もっともっと笑いましょうね!

(文責:K・M)
機関紙より転載

【こぼれ話】

学光さんはなんと大阪ナンバーの自家用車で来鳴。早速会場に足を運ばれ、私たち手作りの高座がちょっと低すぎるというプロフェッショナルなチェックもいただきました。どこまでも気さくで気遣いもある方。今回楽屋も準備できなかったのですが、着替えの場所などどこでもいいですよと、会場の椅子や机を収納している倉庫の片隅で着替えをしてくださいました。「仕事場」なので高座にはのぼられましたが(笑)ゲストという顔で高い位置にいるのではなくて、私たちと一緒にこの手作りイベントを作り成功させていただいた気がします。落語会のあとの事務所での交流会でも、集まった会員さんたちの声ににこやかに耳を傾け、もちろんユーモアも交えて応対くださり、あたたかな時間を過ごせました。

機関紙より転載

1年間連続クリア!を祝う・お祝い用餅つき

3月、5月、7月、9月、11月 ・・・ついに1月もクリアした〜!

鳴門市民劇場が設立以来、初めて昨年3月から今年1月まで(1月例会クリアは、2007年以降7年ぶり)6例会連続クリアを達成しました。これは1年間全サークルが力を合わせてできたことです。この快挙をみんなで祝うとともに、前例会会員数クリアを今後につなげるために、“紅白のもちをつき、総会・代表者会で配ろう!”また、この歓びをみんなで味わうために“くす玉割の行事もしよう!”と話合いました。

【餅つきの準備】

★何個つくる?

事前に何回か話し合いをし、紅白150組(合計300個)を用意することとなった。これは1升で大体30個作れるので、1斗(10升)ということになる。

さあ、これだけを何時につくか、いっぺんには出来ないだろうから、4升は会員のO米屋にお願いしようということにし、6升を前日、事務所でつこうということになった。

★道具集め!

つくための道具は、1升つきを2台、2升の蒸し器及びつき器を各1台、餅つきの話をすると、「家にあるから持ってきますね。」と言って、複数の会員さんから次々と集まった。

餅取り粉、ビニール袋などの準備はSさんが買い物を引き受けてくれ、前日までに準備万端整った。

また、もち米は最低24時間は水に浸しておく必要があるとのことで、3人が手分けして家で準備した。

【餅つき当日】

★さあ、お餅の準備!

2014年2月14日、雪がちらちら降る寒い朝、9時前には餅つき機を貸してくれたKさんはじめたくさんの餅つき仲間が集った。 そして、もち米を蒸すところから始まり餅つき機1回で1升が約40分でつきあがったので、全体では1時間半ほどで、ピンクが5升分、白が1升分つきあがった。

本来3時過ぎに白餅と合わせて袋詰めの予定であったが、予定より早く米屋さんが餅を持ってきてくれた。(というのも私たちの予定に合わせて、午前3時から準備をしてくださったらしいのです・・・感謝!)。

★袋づめとラッピングは?

この日はたまたまバレンタインデー。袋づめの口を縛るものは、1月入会の新会員・Mさんがバレンタインのお菓子を持ってきてくれていた時のラッピングにヒントを得て、モールで縛ることとし、それに「祝 一年間連続クリア達成! 目指せ今年度も! 」 というメッセージを付けた。

【2月15日代表者会】

★くす玉割りとお餅配り

始め、この3月から前例会会員数クリアが続いたことをお知らせし、そのお祝いとしてこの行事を計画したと説明。

次に毎例会ごとの担当からひとりずつ参加してもらい、大きなくす玉から出る紐を6人が引っ張った。すると、中から紙ふぶきと一緒に「祝 一年間連続クリア達成!」と書かれた垂れ幕が下りた。その途端みんなから拍手が沸き起こり、会場が笑顔でいっぱいに!

また、お餅が入った籠を持って6人の各例会担当者がお餅を配る。そこにもみんなの笑顔があふれてた。

★「来年クリアを続けてまた、この行事をしましょう!」

(文責:SM・わかめ)

「一本刀土俵入」「松竹梅湯島掛額」初春観劇ツアー

今年で4回目を迎え、鳴門市民劇場新春恒例となった、京都四条南座前進座正月公演観劇ツアー。

今回の舞台は「一本刀土俵入」と「松竹梅湯島掛額」です。

2014年1月12日参加者42名をを乗せたバスは定刻7時を待たずに地場産業会館前を出発。

道中の司会はアルカディアサークルの天野さん。朝の挨拶をフレッシュサークルの榊さんがしてくれました。大毛海岸にさしかかったところでこのツアーを祝福するような日の出が見えます。

バス バス 鴨川

淡路島からの参加者1名が淡路南PAから合流。参加者全員の自己紹介が終わり、たかしまサークルの篠崎さんが南座と今日の芝居について解説。

参加者の心がけがよいので渋滞に巻き込まれず、早めに京都市内に着いたのでバスは南座に直行せずに、西本願寺、二条城、京都御所、同志社大学を回るコースをとり、下車しませんがちょっとした観光となりました。

10時過ぎに南座に着き、弁当を受け取って10時30分の開演を待ちます。新春の南座前は観劇を待つ人と観光客でごった返しています。

南座に入場、11時開演なので、早めの弁当にする人、劇場内を見学する人様々です。

南座外観 南座看板 南座天井
時間表 客席 弁当

一部「一本刀土俵入」は相撲取り見習いが酌婦に恩を受け、相撲取りにはなれず、やくざ者になって恩返しするというお話。駒形茂兵衛の力士とやくざの代わり方が見物です。

二部「松竹梅湯島掛額」は八百屋お七が吉三郎に会いたい一心で火の見櫓の太鼓を鳴らす話。お七が欄間の天女像になったり、「お土砂」(お土砂とは奈良西大寺で土砂加持をした砂で・硬直した死体のやわらぐといわれる)で出演者や裏方までも“ぐにゃぐにゃ”になってしまう喜劇。火の見櫓のお七の人形振りも見せ場です。

14時45分に芝居が終わり役者との記念撮影。この芝居に出演していた徳島県出身の山崎辰三郎さんと河原崎国太郎さんの奥様(小林祥子さん)とです。

バス

17時出発のバスまで時間があるので、南座から知恩院にかけて八坂神社、丸山公園、建仁寺などを散策。

八坂神社 知恩院 建仁寺

バスは定時に出発。バスの中ではチャップリンサークルの藤田さんがこのツアーにちなんだクイズを出題。○×で盛り上がりました。

終わりの挨拶は司会の天野さん、一日楽しく過ごし全員無事に鳴門に帰りました。

(文責:na)
もう少し写真を見たい方はnaのページまで

鳴門市民劇場設立15周年記念行事

ひかりやギャラリー・ポスター展

鳴門市民劇場は設立15周年にあたり、8月には高畑淳子さんをお迎えしての「文化講演会」を開催し、たくさんの方に聞いて頂けました。少しは鳴門市民劇場を知ってもらえたと思います。それに続く記念行事としてのこのギャラリーでは、2週間前からひかりやギャラリー・ポスター展が開かれており、この間に3日間、ライブとか詩吟の発表会があり、かなりの人がポスターをみてくれたのだなと思いました。

会場の様子 会場の様子

今は、2013年11月16日(土)朝、8時です。
なのに、鳴門市 大道銀天街 はたくさんの人々が各店の入り口付近で動き回っています。そう、今日は、大道銀天街での2回目の100円商店街の日、9時開店の準備に大童なのです。

わたしたち、鳴門市民劇場も「ひかりやギャラリー」をお借りして、100円で飲み物を販売。ギャラリーでは歌が歌える「うたごえ喫茶」の準備中です。

会場の様子 会場の様子

10名以上の市民劇場幹事、合唱団のメンバーが機材の配置を進めていますね。
さて9時前には、入り口に飲み物コーナができ、中ではピアノ、プロジェクタ、パソコンの準備が整ったようです。
開場の少し前からたくさんの方が入場してくれました。
また、入り口では飲み物の販売もしており、かなりにぎわっています。
一方中では、うたごえ喫茶が始まりました。インターネットの動画から希望曲を探し出し、その歌詞を見ながら一緒に歌いました。そしてそれだけでは歌いにくいだろうと、合唱団のメンバーが先頭にたって歌ってくれました。また、7−8曲は生演奏がいいのでは、とKさんのピアノ伴奏に合わせてYさんを中心に歌い、生伴奏と生歌声に会場は盛り上がりました。

参加してくださる方に『鳴門市民劇場』を知っていますか? お芝居を一緒に観ませんか? と
鳴門市民劇劇場の存在をアピールしました。

会場の様子
(文責:SM・YF)

高畑淳子文化講演会
立て看板

2013年8月18日、鳴門市民劇場15周年記念行事として、
高畑淳子(たかはた あつこ)文化講演会を鳴門市文化会館で実施しました。

今年の夏は猛暑。この日も気温が34度まで上がる中、
たくさんの方に参加していただきました。

これまでにも3周年、5周年、10周年と記念行事はしましたが、
このような講演会を記念行事として計画したのは初めてです。

講演会準備のために、
今年2月に実行委員会を立ち上げました。

☆15周年を会員皆なで祝おう!
☆満席にして高畑さんをお迎えしよう!
☆鳴門市民劇場を知ってもらおう!

客席

を合言葉に、準備を進めてきました。

☆来場者は、1030名!

開場の1時間以上も前からならび始めた列が長くなってきました。
炎天下にもかかわらず、その列は次第延びていきました。
少し早めた開場、次々と席は埋まっていきます。
講演会が始まるころには、
満席とはいかなかったですが、
1000名を超える来場者となりました。

ポスター展

☆ポスター展☆

15周年記念行事として、
これまでに上演した作品のポスター展を同時開催しました。
作品数は、独立からの作品が91作品、
それより以前の作品も含めると
100点以上のポスターを、
ロビーに飾りました。
入場口を通ると、目の前にポスターが並ぶ光景は
壮観です。
こうしてポスターを眺めてみると
様々なジャンルの作品、出演者、劇団との出会いが
あったことを想い出させてくれます。

オープニングビデオ

☆オープニングビデオ☆

講演会の前に、これまでのあゆみビデオを上映しました。

もちろん15周年を記念して作成したものです。

4部構成
第1部は、鳴門市民劇場の誕生から今日に至るまで
第2部は、主な上演作品、主役の役者さんの紹介
第3部は、演劇を上演するための活動風景、その舞台裏など
第4部は、演劇鑑賞以外の社会貢献や社会活動など

14分の力作となっています。
15年間の懐かしい会員さんの顔も見られ、歓声もあがりました。

リーフレット

このビデオはこれからも市民劇場の紹介に活用できそうです。

☆リーフレット☆

当日のプログラムや高畑さんからのメッセージも載っている
4頁のリーフレットを来場者に配りました。

見開きの2〜3頁には、鳴門市民劇場の歩みをまとめています。
このリーフレットも今後利用できますね。

☆セレモニー☆

15周年を記念して、
森本代表幹事からのあいさつと
会員でもある泉鳴門市長からの来賓あいさつが
ありました。

☆講演会☆

テレビ鳴門キャプチャー

いよいよ高畑さんの登場です。

講演会は、
高畑さんご本人からの要望で、
会員とできるだけ近い位置で話をしたいとの要望を受け、

対談形式でおこないました。
実行委員の一人、永易さんが進行をします。

会場からも質問や意見をいただいて
高畑さんが応えるという参加型の対談です。

父親の転勤で、一時期鳴門市の幼稚園児だったこと、
学生時代、演劇の世界に飛び込むまでのこと、
それからの苦労話
俳優として転機になった人々や言葉、などなど

講演会の様子2

高畑さんの身振り手振りを交えたお話に、
聴き入ったり、うなずいたり、時にはほろりとさせられたり・・・。
1時間余りが笑いの絶えない時間でした。

最後に実行委員の片岡さんから、高畑さんへのお礼と
会場につめかけてくださった、沢山の方々にお礼の言葉があり、
高畑さんには、
日本の第九初演の地である鳴門から生まれた
第九記念ドイツワインを実行委員の板東よりプレゼントしました。

☆最後に☆

こうして、
15周年記念講演会は無事終了。

当日は50人のボランティアの助けもあり
滞りなく終了することができました。
会員みんなの力で盛り上げ、
15周年の節目にふさわしい成功した心に残る行事になりました。

また、1000名を超える来場者で
高畑さんをお迎えでき、
会員の皆さまのご尽力にもこの場をかりましてお礼申し上げます。

(文責:kh)
交流会で記念撮影
交流会にて

「赤ひげ」「雪祭り五人三番叟」初春観劇ツアー

鴨川の流れ

  2013年1月13日(日)、京都南座へ前進座初春特別公演「赤ひげ」「雪祭り五人三番叟」の観劇ツアーを実施。2012年11月に劇団からのお誘いもあり、鳴門市民劇場としては、今回で3回目の初春観劇ツアーが実現した。

  初回は2009年1月18日(日)、前進座の「出雲の阿国」。2回目は2011年1月9日(日)、同じ前進座の「切られお冨」。その評判がよかったのか、今回も募集開始1週間で当初予定25名が満席に。そのため、バスを大きくして46名。プラス、京都での合流組も入れた総勢48名での観劇となる。

  7時15分、晴天のもと、鳴門を出発。淡路島で会員2名を拾い、一路京都へ。車中で、観劇予定の芝居の説明と南座の説明あり。(たかしまサークル:Sさん) 日曜ゆえ、渋滞を心配するも、スムーズに進み、桂川PA経由で京都市内へ・・・

  心配した天候も、京は快晴、冬には似ず暖かい。10時10分、鴨川畔に建つ出雲の阿国像前で、恒例となった記念撮影。

阿国の前で記念撮影
刀を背負い、ロザリオかけた阿国の傾き姿は、いつ見ても、キリリとして凛々しい

  ここは、阿国が「かぶき踊り」を舞った歌舞伎発祥の地。「かぶき踊の祖 出雲の阿国 都に来たりて その踊を披露し 都人を酔わせる」また、南座は元和年間に官許された7つの櫓(座)のひとつで、現在、唯一存する。その桃山風破風造りは、国登録有形文化財。(白波瀬直次郎設計)

  その南座は、四条河原町交差点を渡ったすぐ先、阿国の見つめる視線の先にある。後ろに鴨川が流れる。

南座の前で記念撮影
南座をバックに
開演を待ちながら

  10時20分、南座到着。みなさんに、2段重ねの花籠弁当を配布。

  10時30分開場。

  座席は、1階前からから後ろまでいろいろの席。開演前に、2階・3階の観覧席探索や観劇記念とお土産購入(1、2階の売店)など、わくわくドキドキの時間を過ごします。

  11時開演。まずは、前進座の女優5人による「三番叟」から。初春を寿ぐ華麗な舞い。

  そのエネルギッシュな動きと舞い落ちる紙吹雪に圧倒される。演舞の途中、客席へ投げられた福餅をキャッチした方も。

南座の客席
       会場内部              観客席と舞台(向かって左に花道が見える)

  次の「赤ひげ」までの休憩時間に、観劇席で豪華な弁当を広げる方も。

  畳敷きの特別席には、京都ならではの舞妓さんも観劇に。みなさんの注目を浴びていた。

舞妓さん、弁当
特等席(畳敷き)に舞妓さんもやって来る         花籠弁当       

  初春の華やいだ雰囲気のなか、ゆったりとお芝居を見ることができた。ことさら音を立てる花道など小道具を存分に使った本場の芝居に感激。

  終演後には、保本登役の高橋祐一郎さんと姉ちぐさ・妾おきぬ役の小林祥子さんと記念撮影。

  15時10分、南座発。

  四条河原町通〜八坂神社〜圓山公園〜知恩院までを、三々五々、自由に散策。1時間、初春の人出で賑わう京のまちを少し満喫。

  16時30分、知恩院前駐車場出発。

  日曜の夕べ、交通渋滞する京のまちなかを抜け、淡路PAまで2時間。

  車中では、演劇に関するクイズ・タイムあり。(チャップリンサークル:Fさん)みなさんの博識に、感動。

  途中、淡路島緑PAで会員2名を降ろし、19時50分、鳴門に無事着。

  みなさま、お疲れさまでした!。

(文責:DAI)
俳優さんと記念撮影
俳優さんを囲んで記念撮影

これ以前のみんなの広場
E-mailでのお問い合わせは        鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。