八百屋のお告げ

俺も、言うか言うまいか、ずいぶん迷った。

でも言わないでそういうことになっちゃったら、

お前さんが夢枕に立って恨みごと言うんじゃねえかと思ってさ――

永遠のライバル

よねやんと出逢ったのは、テアトル・エコー公演、井上ひさし作「表裏源内蛙合戦」
何とキュートな明るい芸の女優さんだなと驚かされ。
麗ちゃんは、つかこうへい作・演出「寝盗られ宗介」
何と色っぽい存在感のある女優さんだなと…。
美也ちゃんは、故花房徹が企画したジャン・ジャンの公演で、
共演者の柄本ちゃんが稽古場に連れて来た女優さんで、いきなり徹が芝居をしている後ろで、
台所の流し場で全身を洗い出すエチュードは、今でも忘れられない光景です。
この様に、良い芝居、素敵な俳優さんとの出逢いが一つでも多く思い出される事が、
この世界に関わってきた者の喜びなのではないでしょうか！？
それからの三女優の、る・ばるでの芝居への真摯な取組み方には本当に頭が下がりますし、
同時代を彼女たちと演劇の友として居られた事に感謝しています。
よねやん、麗ちゃん、美也ちゃんは、永遠のライバルです！！
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 佐藤Ｂ作

公演ちらしより

あらすじ

占いがよく当たると評判の八百屋さんから、
今夜12時に死ぬとお告げをされた多佳子。
訪ねてきた親友の真知子と邦江に不安を打ち明け、
その時を一緒に過ごしてほしいと頼む。
いきなり現実味を帯びた 「生と死」という問題に、真剣に向き合い始める３人。
居合わせた男性たちも巻き込みながら、刻一刻とタイムリミットは近づいてくる…。

2006年初演。
紀伊國屋演劇賞個人賞(鈴木聡氏)受賞。
2012年の再演では横浜や甲府のほか、震災後の東北全県を巡演し
命と正面から向き合う姿を描いた喜劇として、多くの方の共感を得た、

公演ちらしより

キャスト

水野多佳子　役	小西邦江 役	本田真知子 役
坂手川正信　役	松原隆志 役	芹沢　保 役

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スタッフ

作：鈴木　聡　　演出：木野　花
美術：田中敏恵　　照明：稲葉直人(ASG)　　音響：内藤勝博(SEシステム)　　衣裳：竹原典子
演出助手：大野裕明(花組芝居)　　舞台監督：村岡　晋　内藤伝助
イラストレーション：荒井良二　　宣伝美術：鈴木　勝(FORM)　　宣伝写真：田中亜紀
制作：有本佳子(プリエール)　和田沙緒理　　企画・製作：グループる・ばる

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nrt-geki@mc.pikara.ne.jp

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