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あかんべえ

前進座公演

2026年3月24日(火)鳴門市民劇場例会


昭和虞美人草ちらし

概要

 幅広い層から絶大な人気を得る 宮部みゆきワールド

 脚本には演出家・俳優としても 活躍中の佃典彦氏(劇団B級遊撃隊)演出には新劇界で引く手あまたの演出家・松本祐子氏(文学座)。

 宮部氏、佃氏、松本氏、そして前進座が初めて タッグを組む意欲作!

公演ちらしより


あらすじ

 江戸深川海辺大工町「料理屋ふね屋」には、玄之介・おみつ・笑い坊・おどろ髪・お梅の五人の「お化けさん」が、なぜか成仏できずに彷徨っていた。

 ふね屋の一人娘・おりんは、高熱に倒れ死の淵を さまようが命を取りとめる。その日からおりんには、この五人のお化けたちが見えるようになった……。

 おりんと語らう中で、お化けたちが留まっている 原因が、三十年前にこの地で起きたある事件に関わっていることがわかってくる。そして、おりんの他にも、お化けさんの姿が見える人がいて……。

 「お化けが見える人は、お化けと同じ心のしこりを 持っている」

 ふね屋につどった人々の“心のしこり”が様々な形で現れ、次々と思いがけない出来事が襲ってくる。傷つき打ちひしがれながらも、ふね屋の人々もお化けたちも、互いに相手を思いやることで乗り越えていく―。

 「人は、つながり合って生きてゆける」

 人と人との絆が分断されがちな現代に贈る、ファンタジック・ミステリー!!

公演ちらしより


原作者の言葉

 長編『あかんべえ』を書いていたころは、私の仕事歴のなかでも、ファンタジー熱がいちばん高まっていた時期でした。それは多分にテレビゲームのファンタジーものからの影響があったわけですが、自分の作品を創りあげるときには、やっぱり自分らしい色合いを出したいと思い、そうすると 必然的に時代ミステリーの要素が前面に 出てきました。

 また、子供が大事なキャラクターとして登場する作品は、同じくらいの年代の子供さんに読んでもらいたいという思い もあり、言葉づかいや出来事の説明に気をつけるようにしました。それが上手くいったのかどうか、当時はまったくの手探りでしたし、今になって読み返してみましても、自分では判断がつかなくて曖昧なままです。

 今回、前進座さんのプロデュースで 『あかんべえ』が舞台化され、私が迷ったり楽しんだり頭を抱えたり、たまには一人でにんまり笑ったりしながらこしらえた訳ありの「おばけさん」たちが、生身の役者さんたちの力で現のものとなります。それが何よりも嬉しく、有り難く、心から楽しみにしております。

宮部みゆき

 宮部みゆき

 1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。

公演ちらしより


初演の舞台より

 日本を代表するミステリー作家宮部みゆきさんの作品を前進座 の舞台で初めて拝見しました。今までの前進座の舞台とは全く違う斬新な舞台でした。長編の小説をよくまとめたと思いました。

 本当に楽しいお芝居堪能しました。全員主役という 感じでどの方も素晴らしい。大迫力で感動、俳優さんの熱気、熱演すごかった。バシバシ伝わりました。「あかんべえ」原作の長さ複雑さをどの様に舞台化 するのか興味津々でしたが、大変要領よくまとめて作ってあるので感心しました。

 佃先生の脚本がすばらしいと思いました。新しい前進座を観させてもらいました。江戸の下町を舞台に展開する宮部みゆきさんの「おばけ・ようかい」物は、どれも愛嬌のあるかわいいお化けたちで、宮部さんのこの類の物は大好きです。前進座の皆さんがその原作を100%生かして面白く楽しい舞台にして下さいました。

公演ちらしより


キャスト

柳生啓介 松涛喜八郎 横澤寛美 北澤知奈美
柳生啓介 松涛喜八郎 横澤寛美 北澤知奈美
孫兵衛(長屋の差配)
興願寺の住職
笑い坊(ふね屋のお化け) おつた(ふね屋の女中頭) おみつ(ふね屋のお化け)
上沢美咲 中嶋宏太郎 寺田昌樹 黒河内雅子
上沢美咲 中嶋宏太郎 寺田昌樹 黒河内雅子
多恵(おりんの母) 島次(料理人)
銀次(島次の兄)
浅田屋為次郎 おたか(銀次の女房)
早瀬栄之丞 上滝啓太郎 藤井偉策 有田佳代
早瀬栄之丞 上滝啓太郎 藤井偉策 有田佳代
太一郎(おりんの父) 白子屋長兵衛 玄之介(ふね屋のお化け) おゆう(白子屋の娘)
お静(白子屋の娘)
玉浦有之祐 松浦海之介 松川悠子 山本春美
玉浦有之祐 松浦海之介 松川悠子 山本春美
ヒネ勝(長屋の少年) おどろ髪(ふね屋のお化け) お梅(ふね屋のお化け)
おりく(浅田屋の娘)
おりん

スタッフ

原作:宮部みゆき(新潮文庫刊・PHP文芸文庫)

脚本:佃典彦(劇団B級遊撃隊) 演出:松本祐子(文学座)

美術:乘峯雅寛 照明:桜井真澄 音楽:日高哲英

音響効果:横山あさひ アクション:渥美博 ステージング:佐藤薫

舞台監督:竹内一貴

宣伝美術:市川きよあき事務所 宣伝イラスト:アコル

制作:豊田美智恵


上演予定

 あわぎんホール

 2026年3月24日(火) 13:00~

 上演時間 約2時間30分(休憩15分含む)

  

 あわぎんホール

 3月23日(月) 18:30~

 (徳島市民劇場)


E-mailでのお問い合わせは、         鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。