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「宴会泥棒」

劇団NLT

鳴門市民劇場2011年3月24日例会 感想集

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鳴門例会カーテンコール

前半の展開からは後半の結末が想像がつかないストーリーでした。
  林与一さん、旺なつきさん、特に川端さんの爺さんには笑いました。
  前で観せていただき本当に楽しく時間が短く感じました。サークルの皆も同じ思いだったようです。

ポスターの服装からどこかで宴会場が出ると思ったが、全部パパガットー家であったのが予想外。
  ドタバタ劇に近かったが楽しめた。

お腹の底から笑わせてもらいました。
  林与一さん、旺なつきさん、はじめみなさん芸達者ですね。
  またお会いしたいです。

幕が上がり「宴会泥棒」が始まりましたが、舞台がユーモラスな物語!!実演であった。本当に宴会場に於いて泥棒のストーリーになるのかな!!と思っていた。でも皆出演者の方々の努力で物語は盛り上がり、やはり主役の人が劇の流れを構成していることに感激した。


(1)舞台全面の大掛かりな背景装置で何が始まるか!と期待したが正直前半ストーリーがなかなか展開せず理解するのに時間がかかった。「ナポリの下町」「宴会泥棒」「ハチャメチャ人生」など導入部説明が難しかったように思う。
(2)二幕目後半からやっと筋が見え始め、そこから急展開で詐欺師パパガットーの手腕が発揮され、思わぬ展開から貴族御曹司後見人の悪だくみを見破り、打破り、メデタシメデタシとなるが・・・パパガットーは今日も誇り高い「宴会泥棒」の次の仕事に出掛けていく。全体的に「軽妙な漫画本を見ているような面白さ」の印象だった。
(3)帰宅後振り返ると、ちゃんと、苦しい庶民生活のなかでのユーモアと楽天性、家族の絆や庶民派詐欺師としての善良さ、貴族階級や慈善活動への皮肉、推理展開の意外さもふんだんに盛り込まれていて思い出す度にだんだんユーモアを強く感じられるようになった。
  林与一さん、旺なつきさん始め出演者のこの劇への打ち込み方、個人演技の味付けがこの後味の良さを増幅してくれていると、自然に“笑い”がこみ上げてきた。

いつまでも二枚目の林与一さん!!楽しい舞台を観せてもらいました。

劇団NLT公演「宴会泥棒」時代劇の二枚目スター林与一さんが初挑戦する外国劇。出演するにあたってはずい分と葛藤があったらしい。与一さんを知る私達の世代もある意味では初挑戦である。今までと正反対の外国劇に挑み、どんな魅力を私達に与えてくれるのだろう。そして私達ともうお馴染となった旺なつきさん、幕が上がり颯爽と登場した林与一さんのレオニータ。そこには全く違和感はなく堂々とした雄姿であった。
  “宴会泥棒”という奇妙な仕事で家族を養っている。宴会で知り合った貴族から金をしぼり取ろうと詐欺まがいの慈善活動を持ちかけ、あの手この手を使って目的を達成しようとする様子、貧しさゆえの行為や遺産目当ての後見人、真実の愛…様々な出来事に直面しながら物語はどんどん展開していく。ちょっぴり悲しく、又切ない。腹立たしくもあり、そして滑稽で笑いあり、あっという間に幕は下りた。
  政治哲学者・ハーバード大学・マイケルサンデル氏による“白熱教室”が頭をよぎった。
○ここに少々の物を失っても何の不自由もなく生活に事欠くことのない金持ちがいる
○家賃すら滞納し、立ち退きを迫られている。招待もされていない宴会に紛れ込んで高級食材やお酒をちょろまかし、これを売りさばいて生活の糧としている貧しきものがいる。
○金持ちにとってはこれくらいの事は何の不都合もない返って、貧しき人の役に立っているとレオニータは考えている?自分の行為を正当化すべく理由づけしている?
  さてこの行為、レオニータの考え方は正しいのであろうか
  あなたならどうする?どう思う?
  そんな問題を提起されたような舞台であった。
  毎例会楽しませていただく私にとって今回は複雑な気持であった。
  震災にあったたくさんの人達のことを思うととても心が痛みます。心よりお見舞いを申し上げると共に一日も早い復興をお祈りしています。元気を出して!!皆が応援しています。

欠席者はありませんでした。
  林与一さんのファンで楽しみにしていた人がいたのですが、少し期待はずれであったようです。
  二人ほど、面白くてよかったと言っていました。

想像していた内容と少々違ったものでしたが、結構楽しかった。林与一さんの一本筋の通った立ち姿などさすがと思った。
  雑事に追われる日々、夜の喜劇に心洗われました。

イタリアらしい脳天気なコメディで楽しめたが、ドタバタに過ぎる。

「宴会泥棒」変な職業を生活にしている人もあるものだと感心して観劇しました。イタリアの大爆笑コメディだといわれても、最初は何がなにだか、次は何が起こるのか興味津々、私には「笑い」とは・「喜劇」とは何であるか考えた夜でした。出演者全員が一生懸命演技している熱気は伝わってきました。マチルダ役・木村有里さんは、からだ全体、笑いをとっている魅力が印象的でした。パパガット役・林与一さんは、時代劇のイメージが強くコメディアン役は、もうひとつだったかな?・・・・・
  でも結果的にはマリアさんとハッピーな結末が待っていました。お疲れさん。

最後まで観劇して、訴えるもの(コンセプト?)がよくわからなかったので「ふつう」の評価とも思いましたが、コント的に楽しませてもらったと言う点では「良かった」という評価をさせてもらいました。 最後の劇団の方の挨拶も、時間が遅くなるのを気にする方には若干長い挨拶だったかもしれませんが、いつも劇団側の思いというか、セリフ以外の言葉を聞く機会は少ないと思うのでそういう点では良かったと思いました。(今後いつもあるといいという意味ではありません。)

鳴門例会カーテンコール

面白かったです!

前半はあまり・・・と思いながら観ていましたが、2幕からは盛り上がり、見終わった後にはいつもの満足感が得られました。
  良かったです。

芝居はドタバタ劇と言う感じですが、林与一の男前も間近で見え、段階評価で言えば「よい」でした。
  最後の団長さん(川端さん)の話がよかったです。

舞台上に複数の人と情報がめいっぱいに配置されていて、今度はこっちのしかけ、あっちのしかけというようにどんどん笑いが起きていくのを、わくわくしながら見てしまいました。
  カメラが一点に集中しない、舞台だからこその群像劇ですね。このようなコメディは大好きなので、とても楽しかったです。星3つです!

久しぶりの喜劇で面白かったです。
  特に後半は展開が早くなり、目が離せませんでした。
  最後にいい人で終わって良かったです。

タイトルどおり「宴会泥棒」をする場面で笑いをとるのだろうなあと想像していたのですが、全く違う内容でした。でも、「宴会泥棒業」と、今回のお話の中心になった金持ちからお金をいただこうとする計画とは、多分貧しく清く(?)生きる庶民が贅沢を極めてわがままに生きている(?)貴族に一矢報いるという点では、イッポン筋が通った生き方なのかなあと。そういう点で「貧しく清く生きる庶民」には爽快なお話に思えるだろうなあと。
  どんな奇妙な方法で生活費を得ていたって(でも、一応家族を養っている...)「私は高尚な詩人である」とプライドを持って豪語しているパパガットーさんは、なぜか可笑しくもカッコよかったです。

洋物の喜劇、さすがNLTだと思いました。
  客演のお二人はもちろんですが、全員が名演技でとても素晴らしかったです。

「宴会泥棒」を観劇しました。面白おかしく見させてもらいました。観劇するまでは林与一さんの昔の時代劇のイメージがつよかったのですが、今度の宴会泥棒の芝居もおもしろく楽しく見させてもらいました。

ストーリー全体が理解できるまでに時間がかかり、途中まで少しモヤモヤ感が残った。

宴会泥棒というタイトルからスリリングで楽しい劇を期待していたので少し物足りなさが残った。

今回は都合であわぎんホールで観劇した。土曜午後であったので久しぶりに妻と一緒に観ることができた。後ろから2番目の列であったが役者さんの声がよく通りよく聞こえた。
  ドタバタ喜劇的なところもあったが登場人物の心理の動きが観ていてよくわかった。イタリア喜劇らしい明るい面もよく出ていた。

赤いソファーと青い窓からの星明り、マリア様の置物、壁の絵、壁とイタリアらしいきれいな照明や舞台でした。
  宴会泥棒だけど誇りや自信を持って家族を養っているし、頼りにされているレオニーダ、レオニーダに従っているようで実はしっかり者でたくましいマリア、素敵な夫婦です。

明るい前向きな生き方がイタリア人かな。

後半しか観なかったが、よくできた構成だと思いました。

華のある役者さん、われわれ年齢層には知名度が高い林与一さん・旺なつきさんのお陰で欠席なしで例会を迎えることができました。「お顔を拝見するだけで良い」という会員さんもあり、大盛況でした。とても楽しかったです。

一幕目はすごいドタバタ劇で、(これ何?劇の中身は?)と思っていたのですが、二幕目にまさかまさかの感動があり、納得したお芝居でした。

「宴会泥棒」はドタバタとした印象しかなく終演後のご挨拶で喜劇と聞いて余計に違和感を覚えました。

さすが林与一さんはかっこいいですね。
  又旺なつきさんも宝塚出身だからきっちり基礎が出来ているから言葉がはっきりして気持ち良く耳にのこりよいお芝居でした。

「宴会泥棒」はわかりやすい喜劇でジョークを日本流にアレンジして大変おもしろく楽しいお芝居でした。

運営当番で例会を迎えたサークルお誘い目標は2名であったが1名しかお誘いできずに残念であった。イタリアコメディで「笑える楽しい」例会を見られると期待していた。洋物は人名がスーと頭に入ってこないのだが例会ニュース、機関誌を読んでいたので、大助かり。林与一さん、旺なつきさんのゲスト主役を囲み劇団NLTのキャスト・スタッフの皆さんのハーモニーが素晴らしかった。
  搬入の時も、会食交流会の時も親しくふれあいの場が持てて、これぞ市民劇場の観劇の連帯感、手作り感を味わえてよかった。
  ドタバタしてラストはハッピーな結果であったのがよかった。
  当番の時は出迎え見送りも含め年1回の当番活動をしたといった充実感が味わえた。
  ただ残念なのは一緒に当番活動をしてきたサークルのTさんが例会の3日前に突然に死去、彼女と一緒に舞台を見ているのだと思いつつ、人生の無常を感じた。
  劇団の川端さんの挨拶で東北関東大地震の義援を呼びかけてくれ観劇後義援金が増えたと聞いた。震災を受けた人達は観劇する機会は復興が先でなかなか訪れることがないと思うが頑張ってほしいし、例会を開催出来る私達も「観られる」幸せをかみしめつつ義援金の形で応援していきたいと思った。

5ヶ月ぶりに鳴門市文化会館で観劇したので、新鮮でとても楽しかったです。
  終演後、搬出のお手伝いに参加させていただきましたが、出演者自ら片付けをされていて、疲れているはずなのに明るく元気で腰が低くく、プロのお仕事をされているな〜と(お芝居はもちろんの事)頭が下がる思いでした。
  舞台はいろんな場面があるのか?と思いきや、大掛かりなセットの一場面だけで話が繰り広げられ、思いもよらない方向へと話が進んでボーとしている間がありませんでした。
  皆さん素敵でしたが、舞台がナポリなので、もう少しナポリ人らしい、ご陽気でいい加減な雰囲気が出てたら、もっと良かったのにな…と思いました。

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

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nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
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