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「招かれた客」

鳴門市民劇場感想集

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鳴門例会カーテンコール

席が後の方だったので、少し聞きづらくて休憩の時に前列が空いていたので、観劇させてもらいました。
  求職活動をユーモラスにコメデイ「招かれた客」良かったです。
  風間杜夫さんの髪が最初から気になっていましたが、最後にわかりました。

サラリーマンには、笑えない喜劇でしたねえ。
  ラストの数十分、ポンテニヤックに質問ぜめにされ、「自分がない方がいい」などと、意図に反する(多分)屈辱的な評価をうけながらも逆らえず、とにかく職を得るために必死になる姿は、ブラックユーモア。
  全般にお洒落なイメージで創られていたのとは異なる作品の一面で、テーマは果たして何だったんだろう?とまたしてもわからなくなりました。

三月例会(招かれた客)の観劇を楽しみにして見に行きました。出ている人はわずか4名でしたが、二時間たいくつもせず楽しく見させてもらいました。期待していた風間杜夫さんも見られてよかったです。素晴らしい観劇でした。

ベテラン四人の芝居がとても上手で、途中で阿波おどりを入れてくれて地元をアピールしてくれてさすがと感心しました。ロビー交流会でも気さくに話をされて、とても楽しい時間を過ごせました。

いささか、ドタバタの感もありましたが、ユーモアあり、笑いありの楽しい舞台でした。久しぶりに笑った感じです。
  最後にひと言ずつ役者さんからコメントをいただき、市民劇場との関わりが、ぐーんと近くになり、大変良かったと思います。次の運サも頑張って例会を盛り上げようという思いが、あつくなりました。

百年来の大不況で新卒者転職者も就職活動に大変な思いをしている。今度の例会は今の時代背景にぴったり。
  人間は人それぞれ性格も生き方も違う。「こうあらねばならぬ」という方程式なんてない。マニュアル通りにならない……。右往左往する夫婦のドタバタ劇がとてもおもしろかった。
  公演後のフリートーク。落語もしているという風間杜夫さんのボケぶりが笑いの渦に……。久野さんの素顔も見せてもらい楽しい一日でした。

最後のナマズの叫び?「行きたくないよ〜」が印象的だった。
  三年間職を待ち続けた夫婦の行動・気持ち、それを見すかしたかのような会社の対応、笑いの中に悲しさがまじる。
  フランスの翻訳劇ではあるが、不景気で就職難の現代日本とあい通じるものがある作品だった。

カーテンコールで思わず(の複数形)とさけびたくなったほど楽しくおもしろかったです。

開幕から照明でパリ凱旋門・エッフェル塔とか色々と今回は違った開演であった。主役さんと脇役と息の合った劇場でユーモアと鉄道模型を劇に取り入れ、舞台を盛り上げて思い出の芝居であった。

今回は大変よかったです。
  風間杜夫の喜劇は初めてですが、他の三人とのからみがテンポよく、ユーモラスでスマートでした。
  挨拶でのかつらの件、大笑いしました。

多様化された社会情勢の中、若者たちの現実社会で就活・婚活ということばを耳にします。人間、生活をしていくには働くこと、職業につくこと、いろいろな問題があります。
  舞台は階下のおせっかいな隣人アレックス、就職内定をもらったジェラール・コレット夫妻、客を迎える準備に大騒ぎです。大不況の就職難時代の様子を少ない人数でコミカルに面白く大熱演でした。風間杜夫さんの頭も少し違和感があると感じましたが、まさかカツラとはちょっと意外でした。
  部屋中を走る鉄道模型にびっくりしました。孫の部屋にも同じものが走っていて、トンネル・鉄橋・遮断機・ホームなど本物そっくりです。子供も大人も趣味はおなじですね。
  ドラマの結末は予想もしなかった方向へ進展、(招かれた客)が本物の部長さんで就職も決まり、一安心しました。
  (特別例会の赤シャツ)期待しています。

鳴門例会カーテンコール

就職活動で内定の吉報をもらって帰宅した夫と妻、何かと世話を焼きたがる階下の住人、最終選考の場となり、内定先の部長の招かれた客の4人の登場人物を個性豊かな役者さんがコミカルな演技で会場は笑いの渦に包まれた。自分を4人の人物とだぶらせて、ハラハラ ドキドキしながら大いに楽しむ ことができた。
  見栄をはる、おせっかいをやく、他人の言葉にふりまわされる。いずれもあまり良いひびきのするものではないが、他人の事に一生懸命になれるやさしさと、思いやり、他人の言葉に耳を傾ける柔軟さ、ありのままを受け入れることのできる寛容さと、とらえれば何となくほのぼのとした気分にさせられる。
  今、世界中が不況のどん底であえいでいる。せめて気持だけでも前向きに不景気な世の中を脱出したいものである。
  今回は本当によく笑い、楽しませていただいた。

階下の住人・アレックス役の綾田さんがとてもユーモラスでおもしろかったです。
  風間さんの頭が気になっていましたが、カツラということでとっても安心しました。

お国がら、軽妙洒脱(笑)大体、予想どおりでした。今の就職難の時、心からは笑えない感じで、舞台は綺麗、楽しいムードが出ていて、素晴らしかった。

風間さんは見た感じと同じで、あたりがやわらかくて独自の世界を持ってる人だなと思いました。綾田俊樹さんは東京乾電池の方だったんですね!見た顔だと思いました。結構好きで観てたのに……。

運営当番で例会を迎えた。サークル目標2人をクリアし、また鳴門市民劇場としての31名目標をプラス2の33名で例会当日を迎えたので嬉しかった。観劇にも力が入った。
  フランスの秀作コメディで本邦初演とか、最初の一幕開幕直後の照明と音楽。脚本からは想像もしなかった幕明けであった。
  就活3年目のジェラール、少年の心を持ち続けられるのもフランスでは失業保険が5年(最高)も貰えることと、子どものいないことも関係ありかな?!!
  登場人物4名の役者さんと舞台装置は変りなしの中にも「招かれた客」のドタバタや笑いと就活への希望が叶う終幕でホッと明るく元気づけられたお芝居であった。
  ロビー交流会でも風間杜夫さんが学生時代の恩師が徳島にいると話されたり、お見送りに行った時、川端槇二さんが来年3月に再徳されるので「期待しておいて」と気さくに話されたりして、舞台外でも親しく役者さんに接することができるのは市民劇場会員の役得ですね。

「フランスコメディ面白いよ。」と友人に勧めたこともあって、期待を持って席についた。シャンソン曲が流れ、照明が時々サイケデリックに変化する中で、バケツ三杯もの天井からの水漏れ、模型列車が部屋中グルグル走る。
  ピンポンピンポーン。就職内定、上機嫌で帰宅した夫。さあ大変!最終決定の人事部長を自宅での夕食会に招待したというのだ!そんな事やったことがない!おせっかいやきの階下の住人にいろいろ入れ知恵して貰い、大切な夕食会の準備にとりかかるが、状況判断や趣味の食い違いでテンヤワンヤ。笑ったり驚いたり、三回も四回もデングリ返しの展開である。
  全く違う意見の三人が協力し合うのも面白い。自称就職アドバイザーのおせっかい屋さんもそれなりの説得力を持っていて夫妻の意思も揺れに揺れる。最後には怒りにまかせ、地のままでやったことが功を奏し、インドネシアアルミ工場責任者として就職内定。唯、僻地インドネシアの現実と自分に期待されている本当の事情を知って喜びも不安と交錯。嬉しさと厳しい現実に呼び戻されたホロニガイ余韻の中で、幕が下りる。
  まったく、面白いコメディなのは間違いないのだが、何がフランス的だったのか考える。正反対の意見も素直に受け入れる柔軟性か?口喧嘩もするがお互い相手を思いやる中年の夫婦愛か?厳しい就活も赴任先の大きな不安もグッと胸に仕舞い込んで笑い飛ばす楽天的生活力か?
  それにしても四人の役者さんの個性とスタイルがピタッと役にはまって引き込まれ、たった四人の舞台であった気はしなかった。面白かった!

新会員の私達サークルにとって、あまりにも前すぎて鑑賞しづらかったです。 
  また、アダモの曲になつかしさと愁いの光影が目に入って知らず知らずの内に口ずさんでいました。
  中高年者の者にとっては、コケティッシュな中にも人間性を観る思いで正直考えさせられた舞台でした。 
  一人一人の会員が増え、いい舞台が呼べれば楽しくなりますね。

今回徳島で観させてもらいました。
  内容は平凡といえば平凡なものでしたが、前半のまったく三人しか出てない状態でも退屈することはありませんでした。よくこれだけ次から次へと問題を作れるものだなと感心しました。
  場面転換時もきれいな照明で、また舞台装置そのものもあまりごてごてせず、簡素で観やすかったです。

フランス流のウイットに富んだ演劇であった。
  失業者のアレックスの指導が失敗に終わった現実から、自分の力を信じることの大切さを痛感させられました。他人の目を気にせず自己を発揮することのむずかしさを日常生活で、どうしていけばよいのかとも考えさせられた。
  四人という少ない人数で最後まで劇をひっぱる俳優の力が観客を最後までひきつける演技であった。

台本に比べて、シャレて楽しく観ることができました。

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

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nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
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